合同会社モリカワのブログ

森川敬一。CTOとして30年やってきました。集大成としてCTOを増やすという事を目標にやってます。

エンジニアは、女子高生よりも流行ワードが大好き

IT技術の世界は、常に新しいワードが流行しています。

何故か、流行のワードのほとんどは、海外から遣って来ます。且つ、凄いスピードでやってきます。

何故でしょうか?

僕は、新しいワードを作る事によって、従来の物との違いを明確にするために作為的に作られていると思っています。

アナリストやコンサルタント達は、常に、「今まではこうだったが、これからはこういう形にする必要がある」というのを求められています。

特に日本のアナリスト、コンサルタント達は、そういった状況の中、海外で発生した新しいワードにすぐに食いついて、その新しいワードを用いる事によって、分かり易く現状を否定しているのでは無いでしょうか?

その流行ワードにつられて、エンジニアは、女子高生よりも流行ワードが大好きになってます。

そんなに簡単に世の中のテクノロジーが変わる事は、ありません。アナリストに騙されてはいけません。

 

かと言って、流行のワードをキャッチアップしないのも、ダメです。

流行のワードの本質を理解して、自分なりの解釈をする必要があるからです。

中には、本質的に重要なワードもあります。Web3.0というワードも本質的に重要なワードです。

しかし、ただ単純にブロックチェーンが凄い、DAOが凄いというのは、全くナンセンスです。
技術の周りで何が新しくなっていて、それによってユーザーが変化し、ビジネスモデルの変化が起きている事を理解する必要があります。

又、その変化は何故起きたのか?既存のテクノロジーだと実現できないのか?もっと良いテクノロジーは無いのか?等を理解していく必要があります。

 

流行に惑わされずにテクノロジーの本質を理解して、自分達のビジネスの繋げれるかがとても、重要なのです。