合同会社モリカワのブログ

森川敬一。CTOとして30年やってきました。集大成としてCTOを増やすという事を目標にやってます。

限界の先に未来がある

仕事上、色んな人達とお会いしました。日本人の特徴なのかとても謙虚な人が多いです。
一方、知り合いの帰国子女の男性は外資系で働いてますが、謙虚なんて全くありません。
俺が俺が。。。僕は日本人なので辟易してしますw
日本人って勉強してないと言いながら、良い点とったり、練習してないと言いながら、上手なのがカッコ良いという文化です。そんな文化の中で育つと無理をしない、身の丈を考えて行きている人が多そうに思います。

そのスタイル変えて、身の丈を超えた、無理をしても良いのではないでしょうか。

無理をしてみよう

無理をすると失敗します。
僕はゴルフが好きなのですが、無理なプレーは大体失敗します。
でも成功した時の感動は、この上ありません。人は誰でも失敗はしたいとは思いません。
だからと言って、範囲を限定した中で物事を行っていたら成長しません。
例えば、筋肉。同じ重さで筋力トレーニングを行っていたら筋力アップしないのです。少しずつ負荷をあげていく必要があります。
勉強でも、やさしく確実に解ける問題ばかり、1桁の足し算ばかり毎日繰り返してたら一生、掛け算はできる訳が無い。
ゴムをストレッチするのと同じく、自分のキャパシティを超えた事をしていかないと自分のキャパシティが広がら無いのを認識する事は大事。

限界の先に未来がある

昔、バイクのレースをやっていた頃、色んなサーキットに遠征したりしてました。
初めてのサーキットに遠征に行くと、当然、走りなれてない分、ハンデがあります。でも、わざわざ遠征に来たのは、勝つためです。
対策として、僕がとったやり方は、危険ですが、練習走行の時に、とにかく限界点で走って転倒するというやり方でした。こうすると、初めてのサーキットでも限界値が直ぐにわかる。後は、決勝までにその限界点をあげていくセッティングをする事で勝利に繋がる訳です。
昔、内定者との懇親の時に、社会人になる事に対して不安を抱いてる人が居ましたが、若い時に沢山、失敗を繰り返した方が成長します。
特に仕事では、修羅場をどれだけ経験してきたかで人間としての器が全く違ってきます。
すっごく頭も良く、コミュニケーション力もある人でも、修羅場をあまり経験して無いと頼りない。
一方、修羅場の経験が凄い人は、周りに安心感を与えます。
若い時に失敗できる範囲は、所詮、若い人が失敗できる範囲の失敗でしかありません。
ある程度の責任者になってくると、その失敗の範囲も非常に大きくなり失敗は絶対に許されない範囲になります。
沢山チャレンジして、自分をストレッチさせて、修羅場を経験してみて下さい(笑
とにかく1000本ノックです。
何年後かに、必ず器の大きくなった自分を感じれると思います。

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