合同会社モリカワのブログ

森川敬一。CTOとして30年やってきました。集大成としてCTOを増やすという事を目標にやってます。

エンジニア向け:CTO目線のこんな企業に転職しては駄目だTOP5 その5 管理者(CTO、VPoE、EM)が忙しすぎる

CTOとして20年、CTO10社、技術顧問20社以上の森川目線でのこんな企業に転職しては駄目ランキングをまとめてみました!

もちろんエンジニア向けです。

その5です。

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5.管理者(CTO、VPoE、EM)が忙しすぎる

 通常、管理者は忙しいというのが当たり前です。と思ってる方多いと思いますが、実は忙しい管理者って仕事出来ない管理者なんです。

 何故なら、管理者は裁量を持ってます。自分の裁量の中で人を採用できたり、人を育てたり、人を配置する事が出来ます。

 それでも忙しいという事は理由が2つ。

 ・適切に裁量を発揮できないので忙しくて、しかたない管理者

 ・仕事が忙しいのが好きなので忙しくしている管理者

 (管理者のエンジニアの方々ごめんなさい。。)

 僕が見てきた中で言うと両方多いですが、後者の方が多い感じがします。

 どちらにしても、こういう管理者がいるという事は、会社にとってボトルネックです。癌です。

 管理者が忙しいと

 ・ジャッジが遅い

 ・フォローしてくれない

 ・新しい事が始まらない

 ・相談に乗ってくれない

 ・言ったことを忘れられる

 等など、こんな会社に転職して良いわけがありません。

 面談の時間に遅刻するCTOもたまにいます。これなんかは最悪な状態で、会社にとって人財は最も優先すべきタスクなのに、日々の業務に追われて優先すべきタスクを見失ってる状態です。

 優秀なCTOは、暇ではないですが、突発の物事に対応できる様に融通がきく働き方をしてます。優先順位付けが正しく出来ているので、ジャッジのタイミング・内容でブレる事もありません。相談にものってくれるし、言った事を忘れたりしません。自身をコントロール出来ている状態です。

 是非、面談の際に忙しさを聞いてみて下さい。業務の優先順位を聞いてみても良いかも知れません。人財と答えた会社は良い会社としての要素を持ってると思います。

 面談に遅刻された場合は絶対にやめた方が良いでしょう。