合同会社モリカワのブログ

森川敬一。CTOとして30年やってきました。集大成としてCTOを増やすという事を目標にやってます。

目線は高く!誰よりも高く!

仕事をする上で大事なのが、目線の高さ。経営者は特に目線の高さが非常に大切だし、エンジニアもビジネスマンです。
常に目線の高さを持つことが求められます。

何故、大事なのでしょうか?

 

1.一つ目は、全体最適化のため。

視点を高く持たないと、自分の部署とか、自分の周りばっかり考えて、全体最適化を全く考えなくなってしまう。

でも、それで。良いのか?自分が良ければそれで良いのか。

Totalであなたが、あなたの会社が勝つために全体最適化を考えてジャッジしないと。考えないとね。

もちろん、全体最適化をベースに何かを変え様とする場合、ほとんどの確立でどこか弊害が出たりします。
あっち立てれば、こちらが立たずです。

しかし、一人では仕事はできません。社会、世の中は沢山の人で成り立ってます。
自己の利益と全体の利益で悩んだ時も、思い切って全体最適化のジャッジをして下さい。

 

2.二つ目は、目線を高くもたないと。今の現状しか考えられないから。

日々、皆、忙しいです。仕事のできる人は特に忙しいです。

そうすると、毎日に追われて一日、一日が過ぎて、一ヶ月、一年が過ぎてしまいます。

目線を常高くもって、理想の会社。理想のサービス。理想の部署。理想の自分を考える。

自分ができない事も全社、グループ会社、他企業とのアライアンス。
沢山の可能性があります。

身近な所では、Vueが好きでVueばかり勉強するのは良い事ですが、Reactの事も見て勉強し、お互いの良さをチェックし本当に使うべき所に採用できる様にすべき。
もっと言えば、フロントテクノロジーだけではなく、サーバーサイドテクノロジーとの最適化も考えていく必要があります。目線高く全体のテクノロジーを見渡す必要があります。

現状に捕らわれず理想を考えてみる癖をつけてみましょう。

 

3.三つ目は、目線を高くしないとライバルが見えなくなってしまうから。

目先ばかりを考えると、いつか企業が衰退してしまいます。

鉄道会社がライバルを鉄道会社だけに絞るのと、デリバリービジネスと考えてライバルを航空会社まで広げて考える必要があるのは、有名な話です。

そういう意味で、現状だけでなく広い視野で事業ドメインを捉えるのは、非常に大事。

ビジネスサイド以外のテクノロジーサイドでも同様の事が言えます。
テクノロジーを俯瞰的にとらえて、どのテクノロジーを採用するのか、他社、ライバル企業はどのテクノロジーを採用しているのか。

 

最後に
目線を高くしよう。
と言われると難しそうに感じるかもしれませんが、難しいですw
日々忙しく過ごしていると現状の事で頭のリソースが取られてしまいます。
最低でも月に1度、目線を高くする日、時間を取って色々と妄想してみるのをオススメします。
目線を高くするポイントは、時間を作る事です。テクニックは必要ありません。
自分が神様、ビル・ゲイツイーロン・マスクになったつもりで考えて見て下さい。